年明けに、こちらへ行ってきました。
熊谷恒子さん。彼女を知ったのは『和樂』の特集。まったく知らなかったけれど、彼女の書と、佇まい、書の道具が愛らしくて、一気に興味が。
記念館の存在を知り、今やっているの『筆線の魅力』展に行ってきました。
現代女流かな書道界の第一人者として有名な方で、皇后陛下の美智子様にご進講されていたとのこと。
記念館は、元邸宅に展示スペースを作ったもの。入り口で靴を脱いで、扉を開けると応接間らしき部屋に。本当におうちにお邪魔してる感じがほっこり。
かな書道については予備知識なしで行ったのですが、私の知っている書道とは全く違いました。
勝手なイメージ、硬いもの、きちんとしてるものを想像してたけど、実際は自由で、アートだった!
土佐日記や万葉集の一節が、こんなにも変化してしまうもの?と思うような、、かな書道だけど漢字を当てて書いてる部分もあり、それでいて奇をてらった感じはなく、力強く女性らしい。
本当のことを言えば、最初は文字として読めないものばかりだったけど、いくつか見るうちに目が慣れて?きたり、分からない中にも色んな発見がありました(笑)
実際に書いていたお部屋や、愛用の道具も見れたし、2階に上がると書のセットが一式あって『記念に何か書きませんか?』と(笑)
そこでは書きませんでしたが、書道やりたくなりました。
今年は日本人らしいことをやりたいし、知識を増やしたいと思います。そして、こういう分野の人への興味がどんどん増えていきそうな予感がしています。
去年の私は愛らしいおじいさんブーム(笑)だったけど、今年はおばあさんかな?熊谷さんは『おばあさま』と呼びたい品格が漂っていました。
そういえば、先日芥川賞をとった75歳の黒田夏子さんも、かな文字で書いてるし、、と、勝手につながり感じたり。
abさんご、気になりますね。
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