2011年9月11日日曜日

読書の秋!

昨日に続き、月が綺麗・・☆
こんな日は読書に限る!

今、おじいちゃんの書斎から持ってきた
金田一春彦の「日本語」を読んでます。



日本語 (1957年) (岩波新書)



まだ読みかけだけど、日本語は奥深いなあってしみじみと感じられる。
古い本なのに、発見がいっぱい!
面白かったのが、
「名前は重々しく付けなければならないという気持ちを捨てるべきだ」という件。

ちょっと引用しますと・・
『日本語で無限軌道というところを、ドイツ語ではRaupenketteという。
文字通り訳せば、イモムシグサリだ。(略)そこまでくだけなくてもいいが、
そういう親しみ深い名前をつける精神は見習いたい。桑原武夫氏が言っていたが
「検温器」よりネツハカリの方がいい。「双眼鏡」よりトオメガネの方がいい名前である。(P26)』

イモムシグサリって(笑)その響きだけで頭に残るよね。
そもそも無知なので無限軌道が良く分からず、
辞書ひいたら「⇒キャタピラー」って。それだけ?!

で、Wikipedia見たら
『起動輪、転輪、遊動輪(誘導輪)を囲むように一帯に接続された履板(りばん)・シュー (Shoe) の環であり、起動輪でそれを動かす事によって不整地での車両の移動を可能にするもの』
って・・・あぁ、なんか難しい・・!
要するに、ブルドーザーの車輪のベルトコンベアーみたいな動きするものね。ふぅ。。
キャタピラーは、商標登録らしいです。

数年前の市町村統合で、名称をひらがなに変える所があって、
それは固有名詞だし、これまでの歴史というか、愛着もあるから、
なんだかなあと思ったけど、

上でいう「起動輪、転輪、遊動輪(誘導輪)・・」は、
「車輪」で良いんじゃない?って確かに思ったり。

実はみんな普通に知ってるのかな、
だとしたら自分の無知さが心配になってきた。。



標準語と方言についても書かれていたけど、長くなるからまた今度・・!

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